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30 April

地図上のランドスケープ


丸(円)は日常的に目にするものだからめずらしい形ではない。金沢21世紀美術館を地図上でみるとどうだろう、直径113メートルの円形の屋根は異様なほど目をひく。例えば東京都内の地図をパラパラとながめてもこのような巨大な円形(真円)はない。つまり楕円形、扇形の施設はたくさんあるのに地図上にみる(現れる)円形はないのに気づかされるのである。美術館としての存在価値もさることながら地図上においてもその存在はそれ以上といえるだろう。小さい子供が金沢市の地図を見た場合、必ずこの円形に興味を持つだろう、大人のじぶんでさえ、はっとするものなのだから。
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29 April

Nokia 6630 Color Covers


Nokia 6630対応のカラーカバー(Beige)を買いました。もとの色であるアルミシルバーがどうもしっくりこなくてNokia(北欧)らしくなかったのですが、やっとNokiaらしくなりました。以前使用していた502iとも色見が同じようになったのも嬉しい。ストラップもNokia製でいったん手をとおしてから持つとしっかりとする、幅広で重いから工事現場で落す可能性もあるので必要なアイテムです。ただ、急いで電話にでるときは手を通すことなんて忘れてしまうから気をつけないといけない。NokiaもAppleもデザインを大切に扱っているのがわかります。デザインに耐久性がある。ただひたすらに売れる(消費者のニーズに縛られた)為のデザインにはデザインの耐久性はなく時間がたてば次ぎのモノに手がのびるようにできてる(これもデザイン)。どちらが良い悪いというわけではなく、その人のライフスタイルに左右されるものだから、うまく使い分けるといいかもしれませんね。
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28 April

麺麭忘じがたく候


昼食時にいつも利用していたパン屋が4月いっぱいで閉店というのを今日知る。設計のキャリアをスタートしてからずっと利用していたので、すごく残念でならない。設計(デザイン)は考える仕事ゆえ私のような無芸小食にはパンのようなお腹に溜まらないものが自分にとってフィットしていたし、それ以前にパン好きであった。だからパンはいろいろな店で買う、どれも美味しいし店によって味がちがうが、そのなかでもこのパン屋の味は自分にとって別格であった。他のパン屋より突き抜けて美味しいというわけではないのだが、毎日食べても飽きることはなかった。たまに実験的なもの(ちくわパン、たこ焼きパン)も売られたりするのも楽しみのひとつで、失敗作もあったりするところがチャレンジングで良かった。まさか閉店するとは思っていなかったし日常的すぎたため味は記憶しているが商品名はあまり憶えていないのが不思議である。幸いにチェーン展開している店のようなので、そのパンは買おうと思えば買える、が、そういうことではない。それは自分にとって昼食時のひと時にこそ最高の味になるのだ。
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27 April

デザインか風景か


たまに工事用の重機(?)で変わった形態のものを見かける。建築デザインでいえばアンビルトの分野入るような形態だからなおさら目を引く、設置されている場所も道路の中央にあったりとロケーションもいい。色さえ変えてしまえば立派に建築物(デザイン)として成立する。写真のものはレベウス・ウッズやニール・ディナーリを彷佛させるフォルムだが、じつはこの二人の建築家のドローイングや模型を見ていなければ、おそらくこのようなかたちの重機に目を引くことはなく工事現場の“風景”として見ていただろうと思うと、ちょっと可笑しい。だが、形態をデザインと見るか風景と見るかということになると建築は風景として見られなければならない。
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26 April

谷口吉生のミュージアム


美術界から「次代のモデルケースになる」といわれている金沢21世紀美術館に対して、現代美術館のモデルケースがニューヨーク近代美術館(MOMA)といえるだろう。建築家谷口吉生の設計により昨年11月にMOMAは新しく生まれ変わった。国際招待設計コンペティション、工事期間中の移転そして竣工までのすべてがひとつのムーブメントとして成立していた。それまでのニューヨーク近代美術館は建築(空間)というより、すぐれた現代美術の認定機関(収蔵品)のような運営上の性格が強かったような気がします。谷口建築から感じとれるミニマルとモダニズムの匂いは、やはり父である建築家谷口吉郎の影響なのでしょうか。ミニマルな箱型の空間であるのに記憶を大いに刺激してくれる、大人の建築といえる。しかし、谷口氏いわく「思っていた6割しか実現できなかった」と振り返っている、建築家は自分に厳しい。
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