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22 June

東福寺


京都最大の伽藍であり、かつて公家の保護を受けていた禅の大本山東福寺は、そのまま“東福寺の伽藍づら”といわれている。ランドスケープと巨大な建造物が実にみごとに東山のふもとにおさまっていて三門から開山堂までのルートはひたすらにまっすぐではあるけども景色の変化を十分に堪能することができる。永平寺からここにきたおかげか臨済禅の中でも一番“臨済将軍”な伽藍であるといえる。
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21 June

<生きる>


できたばかりの横須賀美術館は木村太陽にかじられていた。あの日あの場にいた山本理顕はどう思っていたのだろうか。たくさんの建築家たちから「かじられちゃいましたね」と言われていたかどうかはわからないが、少なくとも美術館はおいしくはないだろう。石内都の写真はどんな被写体でも生々しい。ずっと見ていてはいけないような気分にさせるほどにあの美術館の空間を唯一異質なものにしていた。
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20 June

横須賀美術館


The Third Gallery Aya の綾智佳さんから「<生きる>展」の案内を受けて横須賀美術館を知った。壁から屋根までガラスで覆われた美術館の内部は建築模型を見るような感覚で展示空間を俯瞰することができる。それが美術作品と鑑賞者の関係を風景的にしていてとても良かった。とくに地下階の展示室4からギャラリーまでの回廊はお気に入りの空間だ。金沢21世紀美術館で受けたような新鮮な感覚を久しぶりに味わうことができた。六本木の美術館が“不味くない高級料理”のようでどうにもスッキリとしない気分でいたからなおさらであった。
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14 June

立体曼荼羅


空海の類いまれな「劇的構成力」は東寺講堂においてひとつの頂点に達したといわれている。講堂内部(立体曼荼羅)は今あなたが感じているものこそが密教なのですと言われればそうなのかと腑に落ちてしまうほどの説得力をもっている。芸術作品によって支配された空間から感じるものは建築空間からのそれとはまったく違う。気づいたことは自分が現代の芸術作品でもってこのような感覚に陥る幸運を求めて美術館へ足をはこんでいるのではないかということだ。
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13 June

Vivian Girls


その絵とはじめて対峙したときの異様な印象が記憶にしっかりと残っている。今回は楽園のイメージを中心とした構成とはいえ、やはり美術館の雰囲気と相まって期待どおりの異様さを立体的に感じることができた。興味の矛先はおのずとその長編物語へと向くのだが、深入りはしたくない。
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