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27 July

美のかたち こころの器


「夏山の風景、天七作/鈴木治」の二作品にみられる建築造形をスタディしたようなフォルムから彫刻のように自由な造形を現実のものにしつつある現代建築の様相を強く感じることができた。同時にそれが彫刻や建築に限ったことではなく純粋な美への動機から生まれる(必然的な作業)ものであることを確信したのだ。
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25 July

ADC07


昨年のADCグランプリがほとんどアート作品だったので、今年のグランプリはなんとなく納得のいくものだった。ソフトバンクモバイルの出足が好調ではなかっただけに未知なる期待を込めたようで日常の携帯風景を描写しただけのコマーシャルは非常に印象に残っている。
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20 July

浅草の禅僧


仕事の席ではあったが打ち合せの相手である名伯楽が黄檗宗の正進士であることが判明し、それから大いに脱線した。これまでに訪れた寺のことやらを感想を交えて話すとそれに答えるがごとく様々なエピソードが心地よい江戸弁で返ってくるのだ。
黄檗宗。私の近辺ではおおよそ耳にすることがなかった日本三禅宗のひとつ。京都宇治黄檗山に訪れたのは前述の出会いがきっかけであった。妙高峰を背にして明朝様式を取り入れた伽藍配置はおおらかで力強く、東福寺まで抱いていた禅の印象がさらにひろがりを増してゆくようであった。
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12 July

図南亭


東福寺山内の塔頭「芬陀院」に吸い込まれるように入った。このころになると“画聖”雪舟の築造と伝称されている庭園をごく当たり前の景色として眺めるようになっていた。そして導かれるようにして茶室「図南亭」にたどり着くと、そこには今まで自分の記憶(資料)の中にだけ存在していた丸窓が突如として出現する。茶室からの眺めは空間的で絵画的でもある、偶然とはいえ名画を鑑賞するよりも贅沢な時間を過ごすことができた。
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06 July

SIZA


平面図を見ると厳格なシンメトリーではあるが片側の曲率をもった壁が天井へ上昇しながら傾斜をつけることで空間の様相を劇的に変えている。建築は平面にボリュームを与えただけである。どれも溜息が出るほど平明で美しい。アルヴァロ・シザの建築「Iglesia en marco de canavezes」の印象である。近年のジョン・ポーソンにも似たような印象を受けるがシザの境地には至っていないだろう。シザの建築には風土が染み付いているからだ。
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