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10 October

清浄の境地


トインビー博士は伊勢神宮を世界で最も神聖な場所のひとつだと言い、同様な場所としてギリシアのデルフォイ、イタリアのアッシジをあげている。しかしそのふたつともが、現在は遺跡(廃墟)であり、伊勢神宮のように昔より今に至るまで一貫した生命を保っているわけではない。その点に関してはトインビー博士もさわやかに認めている。建築デザインに目を向ければ、ブルーノ・タウトは“古典的天才的な創造”と絶讃し、丹下健三は“長い歴史に耐えてきた正確なフォーム”とし日本建築の伝統はすべて伊勢のフォームに起点をもっていると述べている。
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04 October

抜け参り


仕事が完了したとはいえ頭の中を浅草から伊勢へシフトさせる気分は、まるで抜け参りのようであった。ただ、わずか数時間のうちに伊勢へ着いてしまうのだから列車の中で本を読むのが関の山だ。だから伊勢講のことを考えたところで日数や費用などの数字データまではわかるのだが、旅の途中の雰囲気までは想像力がおよばない。
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03 October

漱石文庫


プロピア社製の「付け髭」を買おうかどうか真剣に考えた。それほどに魅力的なグッズであったからだ。「文豪・夏目漱石」時間がなかったのだが、とにかく行ってみた。そして驚いた。今まで雑誌の誌面でしかお目にかかることのないような品々がガラス越しに大量に展示されているのだ。“国宝”はまあ見慣れているほうだが今回ばかりはクラクラしてしまった。これは日を改めて出直せねばならないと。帰りに公式ガイドブックを購入した。あれだけ作品(本)にこった装丁を施した漱石なのだから関連書籍もそうあってほしいと思っている。
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02 October

スクリーンのなかの銀座


あこがれの銀座に訪れたふたりの女の子は“銀ブラ”ってなんだろうと周りを見渡し、そしてひとりの女性に注目する。映画監督・永田 琴のショート・フィルムは“ふたりの女の子”の目線から銀座の雰囲気を心地良く活写していた。かつて銀座「並木座」で上映された作品のなかの銀座のエッセンスを今の銀座から見いだすことは、なかなかに想像力がいることだが「劇場都市」銀座であることはむかしも今も変わらない。
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