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音声ガイド考


美術作品を見るときは、音声ガイドがあれば必ず利用するようになりました。というのも、美術作品は純粋な目をもって先入観なしに見るほうが良いと、以前は思ってはいたのですが、やはり作品の背景(経緯)のあるなしと、関連した作品(別の個展)を見たときの印象もだいぶ変わってくるということに気付いてからは積極的に利用するようになりました。ただ、作品自体を裸眼で見ることが不可能になってしまったというのも理由のひとつですが。その音声ガイドですが、ヘッドフォンタイプ、耳に直接付けるタイプ、携帯電話タイプといろいろとある。作品は別に目だけでとらえるものではなく、五感が重要になってくる。そうすると、ヘッドフォンタイプは作品を見るうえでかなり障害となってしまう。片や携帯電話タイプは意識が手(両手が自由にならない)にいっていしまってどうも良く無い。今のところ、いちばん五感の障害にならないのが、同時通訳でお馴染みの耳に直接付けるタイプといえるでしょう。そう考えると音声ガイド機器にはデザインの余地がたくさんあるということがわかります。実は、機器のデザインよりも重要なのが、ガイドの内容なのです。このガイド内容のいかんによって、展覧会の印象が左右されてしまう。つまり、いろんなガイドを知っていると、同時にガイド内容を比較してしまうので、そこで当り外れが生じてしまうのです。音声ガイドを借りるときにガイド会社をチェックすることをおすすめします。「アコースティーガイド・デノン」であれば、まず間違いないでしょう、安心して観賞できます。ガイド会社にも格の違いがあるわけです。

posted at 11:49:13 on 05/21/05 by spk - Category: design

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コメント

koma wrote:

こんにちは。「音声ガイド」をキーワードで検索していたらこのブログを見つけました。
私も美術館に行ったら必ず音声ガイドを借りますが、やはりガイド会社によって機械は違うし、内容も様々ですよね。確かに内容も重要ですが、衛生面もかなり大切だと思います。直接耳につけるヘッドフォンタイプは両手が空いて一見便利に思いがちですが、掃除はどうなっているのでしょうか?ヘッドフォンって掃除するのかなり大変ですよね。ただ拭いただけでもキレイにならないと思うんですよね。というのも、耳に当たるところってスポンジみたくなっていますが、夏場なんか汗かいている人の汗が染み込んでいるし、耳垢なんかも付着していたり、女性の化粧などもなかなか取れるもんではないですよね。イヤリングやピアスしている方はわざわざ外さないといけないし。
その点、携帯電話式のガイド機は衛生的にいいと思いますよ。掃除もキレイに出来るみたいですし。
横浜美術館で催されていたルーブル展で実際にそのタイプの音声ガイド機を借りましたら、非常に使いやすく内容も良くて、衛生面も問題なかったですよ。六本木ヒルズの52階にある森アーツセンターギャラリーで現在開催されている「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」にも同じタイプのガイド機があり借りました。私は携帯電話式のほうがいいと思います。
10/29/05 18:07:40

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